フォトアルバム
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2005-09-29

島のばあちゃんVol.1

 島のばあちゃんは、とってもかわいくもあり、良く笑わせてくれます。日常起こった一こまをお話します。バスにて・・・。

おばあちゃんが、バス停でバスを待っていました。そこへワンマンバス到着。おばあちゃんが、よっこいしょとバスへ乗り込もうとしました。すると運転手さんが、

あんま、あんま。くんバスや ワンマンバスやんかな まりら ぬてぃ くりんしょらんな

>ばあちゃん、ばあちゃん。このバスは ワンマンバスだから 後ろから 乗って もらえませんか。

するとばあちゃん、ちょっとむっとして

としよりちょもてぃ・・・ ぬが がっし なんぎ させりゅんよ

>年寄りだと思って・・・ どうして そんな 難儀なことを させるの

まりち けんの あんかな うりば とらんば だなんてぃ ぬたんか わからんがな

>後ろに 券が あるから それを 取らないと どこで 乗ったか 判らないでしょう

??? いー いー わかたっか いー いー

>??? はい はい わかりました はい はい

といって、くるっと後ろ向きになり、おしりからバスに乗り込んだという話。運転手さん大苦笑。

 島人はすぐわかるのですが、「まり」という方言には、「うしろ」という意味と、「おしり」という意味があるんですね~。ワンマンバスが初めてだったおばあちゃんは、からかわれたと思ったのかもしれません。つづく・・・。

2005-09-26

自転車

 旅館の自転車が壊れ、新車を購入しました。典型的なママチャリです。その記念と言っちゃなんですが、一話作ってみました。友人との会話。

会社の前で・・・。

A:ぬが、きゅうや あっきな?

>どうした、今日は徒歩かい?

B:はげ~、ゆぶや やんごち あぶらってぃ せぇのみち いじたんば 自転車ば だぁち やらしゃか うぶえんちょ

>ん~、夕べは 屋仁川通り(島の飲み屋街)に 呼ばれて 酒飲みに 出たんだけど 自転車を どこへ 置いたか 覚えてないんだ

A:また あまくま ぬぅでぃ あしゃや

>また あっちこっち 飲み 歩いたな

B:がしちょ~ 2けんめべりや わかとぅたんば うんあとぅや はげ~

>そうなんだ 2件目ぐらいまでは 覚えているんだけど その後は あーあ

そこへもう1人の友人Cが現れて

C:おー ぬーゆんきゃぶりよ ちこくしゅと

>おい 何喋ってんだ ちこくするよ

C:がしいーば B やーや ゆぶ のみち いじたろが

>そういえば B 君は 夕べ 飲みに 出ただろう

B:あぐ ぬが わかりゅんよ

>えっ どうして わかるの

C:くまち きゅんとき ◎◎のめーなん なんぬじてんしゃの あたんかなよ

>ここへ 来る途中 ◎◎の前に 君の自転車が あったからだよ

B:はっげ~~

>あれ~~

A:ふりむん

>馬鹿じゃねーの(笑)

は~しぃ君 君もよくあるでしょう?チャンチャン

2005-09-23

島のことわざ

うやしんそ うがまず ぬが かみさま

>親、先祖を 拝めないのに 何が 神様

今日は彼岸の中日ですが、島では毎月旧暦の1日、15日にはお墓参りにいきます。

「ご先祖様あっての今の自分」ということで、「ご先祖様を大事にできなければ、神様を拝んでもダメですよ。」という意。

2005-09-22

今日の一言

やんきゃ ぬっしよ!

>君達 なにしてるの(直訳) ですが、会ってはいけない場所で会ったりする時に、照れ隠しで使ったりします。返事は

やんきゃど ぬっしよ!

>君達こそ なにしてるの です。

2005-09-21

沈黙は金

やんばど きょらさ

>言わない方が きれいのに

 黙っていれば、素晴らしい人だと思ったのに、言ってしまったら、ただのいばりんぼー。

 亡くなった父がよく使ってたっけ・・・。

 

2005-09-19

島のことわざ

むんの しりはてや ねん

>物事の 知り果ては 無い(直訳)

 学問に しはては ありません

お客様の中で、「ねんの しりはてや むん」と覚えた方がいましたが、それでは意味を成しません。あしからず・・・。

2005-09-17

広報

ねんきんや わんため なんため まがんため

>年金は 私のため あなたのため 孫のため

2005-09-16

交通標語

きょらむんに みーとられってぃ よすみすな

>美人に 見とれて よそ見するな

2005-09-15

今日の一言

かりゅんとぅきや かんげぇーてぃ

>ご利用は 計画的に (直訳:かりるときには 考えて)

2005-09-14

桃太郎

 むかし あんとろなん あんまとぅじゅぬ すどぅたんちょ

>昔 あるところに おじいちゃんとおばあちゃんが 住んでいました

あんまや ごぅち せんたくしーが じゅや やまかち きーきりが いきゅたん

>おばあちゃんは 川へ 洗濯に おじいちゃんは やまへ 木を切りに いきました

あんまぬ ごぅち せんたく しゅたんとぅろ ふとぅかん ももぬ

>おばあちゃんが 川で 洗濯していた所 大きな ももが

どんぶりこ どんぶりこ ちながれてぃ きゅたん

>どんぶりこ どんぶりこ と流れて 来ました

あんまや たまがりつきてぃ いすでぃ ももば ひるたんち

>おばあちゃんは びっくりして 急いで ももを 拾いました

あんまや うりば もちけぇり じゅち みせたんとぅろ

>おばあちゃんは それを 持って帰り おじいちゃんに 見せたところ

はげー かしがり まさそなん ももや ひっく かでぃんにょ ちし

>すごい こんなに 美味しそうな 桃は 早く 食べてみよう と言って

ほうちょし きりゅたんちょ しゃんとろが じっき なかなん 

>包丁で 切りました すると なんと なかから

ちーば かぶたん いんがのくゎの もーりしゅたんち

>血を かぶった  男の子が 死んでいました

じゅや なやでぃ はげ~ なりっくぁ かげんし きりば いっちゃたや~

>おじいちゃんは なやみ あーあ もうちょっと 加減をして きれば よかったな~

ちし たりし きもちゃげしゃちし むる なしゃんち だんば ももや むる まさちし

>といって 二人で かわいそうだと 大変 泣いたそうです しかし 桃は とても 美味しいと言って

たりし あんかり かだんち どうかどうか

>二人で 全部 食べたそうです めでたしめでたし(?)